車の維持費ってけっこうかかりますよね…。
どんな車に乗っていようと、自動車税や車検、ガソリン、自動車保険など色々なものにお金がかかってしまいます
都心に住んでいる方だと、駐車場代が高い影響で月に10万円くらいかかっている人も珍しくないはずです。
ゴンノスケは約20年前のスポーツカーを所有してるのですが、どうしても壊れたりするので維持費がかさんでしまいます。
そんな人にとって救世主となるのが、個人間でカーシェアできるAnyca(エニカ)です。
ここでは、Anycaでシェアする方法やメリット・デメリットをお伝えします。
そもそもAnycaとは?
ひとことで言うと、個人の車をシェアできるカーシェアリングサービスです。
カーシェアリングといえばオリックスが展開しているオリックスシェアや、タイムズパーキングにあるタイムズカープラスなどがよく知られています。
2つの共通点は、サービスを提供する会社が用意したクルマを会員がシェアするかたちで利用するものですが、Anycaは個人が所有しているクルマをシェアします。
Anycaの運営会社はDeNA SOMPO Mobilityで、モバイルゲームやDeNA横浜ベイスターズでおなじみのDeNAと、保険会社で有名なSOMPOホールディグンスが出資して設立したという会社です。
Anycaはクルマを所有している人とクルマを運転したい人を繋げてくれて、車のオーナーはシェアをすることでお金をうけとることができます。
スーパーカーとかでない限り、ほとんどの車種をシェアすることができるので『自分の車でもシェアできるのかなぁ?』なんて心配はいりません。
Anycaはこんな人にオススメ!
個人の車をシェアするサービス、Anycaですが誰にでも勧められるわけではありません。
そこでAnycaでカーシェアしている私がどんな人にオススメなのか考えてみました。
車の維持費を軽減したい人
まず1番はじめにオススメしたいのが車の維持費を軽減したい人。
自分の車に働いてもらって車に還元するという考えです。自分で働いて車の維持費を賄うよりも、使っていない時は車に働いてもらう方が、もっと他のことにお金を使うことができるのでいいですよね?
Anycaでクルマをシェアしているという人の中には、車の維持費を全て賄えているという猛者もいるほどです。
都心部に住んでいる人
都心に住まわれている方だと、交通網が発達しているのでシェアのリクエストがあっても遠出をする予定がない限り移動には困りませんよね?
都心はクルマを所有している人が少ないので、多少シェア料金が高くてもシェア回数が増えやすい傾向があります。
高級車、スポーツカーやミニバンを持っている人
BMWやメルセデスベンツなどの高級外車やスポーツカーは希少価値が高いです。
買おうと思ってもなかなか買えないのが実情…という人も多いはず。
エニカを使用する人にはデートや旅行など、ちょっと贅沢をしたい場面に使う人が多いので高級車やスポーツカーが大人気です。
そのほか、Anycaは複数人で出かける際に使う人が多いので、大人数が乗れるミニバンタイプもシェア回数を稼げる傾向があります。
自分の車の良さをしってほしい人
「自分の車の良さを知ってほしい」と言われると一瞬「ん?」って思いますよね?。
自分の車の良さを車を知ってほしい人は車をかなり大切にされている方だと思いますが、思い切ってシェアしてみてはいかがでしょう。
Anycaではシェアが終わった後にオーナーとドライバー同士で雑談することも多々あります。その雑談の中で車の話になり感想を言ってくれるんです。
特にスポーツカーなどの趣味性の高い車だと、そういったコミュニティが生まれるのでシェアするのも楽しいです。
実際に、ゴンノスケもシェアした時には2、3時間も車談義に花を咲かせたなんてこともあります。
Anycaでシェアするには?
Anycaでカーシェアをするには会員登録をする必要があります。
そのほか、車の情報の登録もあります。
詳しくはこの記事で解説していますので参考にしてみてください。

シェアで気をつけたいこと
会社と違って個人が車をシェアしているので、どうしても至らない点は出てくるかと思います。
ですが、お金をいただく以上気をつけたい点をいくつかあげたいと思います。
約束の時間は守ろう!
当たり前のことで、どこでも言われることですが、ドライバーさんとの約束の時間はキチンと守りましょう。
基本的なことですがキチンと時間を守って対応してくれると信頼され、リピーターもつきやすくなります。
また、ドライバーさんが加入する保険は24時間ごとの期限付きです。
車に乗っていなくても、予定のシェア時間になったら保険適用が始まってしまうので、約束の時間に遅れてしまうとドライバーさんも不満に感じるてしまいます。
車は綺麗にしよう
ちゃんとしてそうで、意外と行き届いていないのが車を綺麗にすることです。
例えば、
- 綺麗にしている車
- 汚い車
この2つがあったらどちらを大切に使おうと多いますか?
人の車を運転するわけですからどちらも大切に運転するでしょうが、やっぱり綺麗にしている車の方が綺麗に使おうと思いが強くなるのではないでしょうか。
ゴンノスケは毎回洗車をしてからシェアしているおかげもあって、一度もトラブルがあったことはありません。
そのほかにも、車内には使ってもいい私物(傘やティッシュなど)以外は残さないようにしましょう。
使用感があるのもあまり気分的にはよくないです。
車の傷はしっかりと確認しよう。
レンタカーを借りる際にも確認する傷の確認ですが、カーシェアでも一緒です。傷の確認はちゃんと行いましょう。
傷をつけられたなんて思っても説明していなければ、もともと付いていたと言われて泣き寝入りなんてこともありえます。
Anycaには傷の登録がありますので、傷を登録しておくのがいいですが、正直これでは不十分だと思っています。
理由はシェアで傷をつけられたというなら、そこには傷がなかったことを証明しないといけないのに傷があるところのみしか傷の登録ができないからです。
ではどうするのか?
100回以上シェアしている人からアドバイスいただいたのが、
こうすることで映像では傷の有無を、音声では説明内容を証拠として残しておくことができます。
ドライバーさんからは疑うようだと思われるかもしれませんが、ここまで徹底することで、大切に乗ってもらえる確率がグッと上がるハズです。
お金はいつ、どうやって受け取るの?手数料にも注意!
肝心のお金の受け取りですが、Anycaではこう書いています。
Anycaではドライバーとオーナー間で直接、金銭の授受をすることを禁止しています。
オーナーはクレジットカードでシェア料金を支払い、支払われたシェア料金は指定した銀行口座での受け取りです。
Anycaから振り込まれるタイミングは、車のシェア完了翌日から起算して翌月の銀行口座の最終営業日です。
注意したいのが、設定したシェア料金は100%振り込まれるのではなく、手数料として10%を引かれた額が振り込まれます。
例えば1万円でシェアしたとしても9000円の振込みになるので気をつけてください。
まとめ
本記事では、Anycaで自分をシェアする方法を書きました。
正直、初めてのシェアのときは事故がないか心配に思うかもしれませんが、お伝えした通り車を綺麗にするなどのことを心がけていれば、ドライバーさんも丁寧に乗ってくれるのでトラブルも減らすことができます。
ゴンノスケもAnycaをとおしてシェアすることで、お金を維持費に回すことはできて助かるのはもちろんですが、
車好きの方とおしゃべりできたり、自分の車を褒めてもらえたりするので、そういった点でもシェアしてよかったと感じています。
皆さんも、Anycaで車をシェアして素敵なカーライフを送りましょう!