飛行機

【成田・航空科学博物館】航空ジャンク市には珍しい物がたくさん!内容をご紹介

2021年9月11日(土)・12日(日)に予定されていた航空ジャンク市は、

緊急事態宣言により延期されました。

9/1時点では、新たな日程の目処は立っていません。

2019年9月、成田空港の横にある航空科学博物館で開催された「第58回航空ジャンク市」に行ってきました。

初めて行ったのですが、ひとことでいうと航空マニアの楽園です。
普段では買えない飛行機関係のものがたくさん売られていてテンション上がりました!

ここでは航空ファンにとって魅力ある、航空ジャンク市についてレポートします。

航空ジャンク市とはどんなものか?

航空ジャンク市とは、実際の飛行機から取り外した部品や、航空会社で使用されていた備品など、飛行機にまつわるものが一斉に売られるイベントです。

開催場所は成田空港の南側にある航空科学博物館で、3月と9月の年2回、2日間にわたって開催され、毎回多くの航空ファンで賑わいます。

開催会場:航空科学博物館 体験館1階イベントホール

入場料:大人700円 中高生300円 子供200円

開催期間:1日目 10:00〜17:00  2日目 10:00〜16:00

2019年8月に航空科学博物館がリニューアルて以来、今回が初めての開催となり、それに伴い会場も体験館という、新設された建物にかわっています。

どんなものがあるのか

航空ジャンク市では、座席やタイヤといった大きなものから、飛行機部品のボルトやミニモデルまで飛行機に関係するのはなんでもあります。

実際に写真付き紹介してみます。

パイロットが座るシート、かなりごついです。

CAさんが離着陸時に座るジャンプシート、28万円もします…。

おそらくJALで使用されていたシート。
これは29万円、なかなかの金額ですし、家には置きづらいですよね。

CAさんが機内食を運ぶカート、小さい方で5万円、大きいものは15万円もしました。

こちらも機内食を運ぶアルミボックス、2万円くらい。
開け閉めしてみましたが、閉めたときに「カシャン!」とする音がかっこよかったです。

コックピットからパネルごと取り出した計器類。
バラ売りしているのもありましたが、パネルごととなると15万以上ととんでもない額に。

パイロットが飛行機のコンピュータの情報を入力したり表示させたりするMCDU。
パソコンでいうディスプレイとキーボードにかわるものです。9万円なり。

ジャンボジェットことB747の操縦桿は25万円…高いです。

なにの飛行機のものか分かりませんが、小型ジェットエンジンのエンジンカウル。
この上にガラス板を乗せてテーブルにする人がいるのだとか。

室内側の機内ドアハンドル、2万円でした。もうなんだか安く思えてきます。

デルタ航空の看板、どこに使われていたのでしょうか?

そのほかにも、空港で使用されていたであろうパネル類も

この写真の他にもエンジンブレードや飛行機の窓、飛行機のミニモデル、滑走路のライトなど、ここには紹介しきれないほどのものがたくさんありました。

私が会場に入れたときに見たものでこんな雰囲気です。先頭に並んでいた航空ファンが買ったものを考えると、もっとレアなものがあったかもしれません。

航空ジャンク市では高額商品が多数おあるので、会計は現金払いの他にクレジットカードで決済することができました。

また、大型商品を買った人には配送サービスもあります。

財布に余裕があれば思い切って買い物ができますね

会場の様子

車で向かい、私が到着したのは会場時間の午前10時。

駐車場は満車というほどでもなく、ポツポツと空きがある状況でしたが、15分ほど遅れていたら駐車できなかったかもしれません。

到着したら入り口で整理券をもらいます。もらった番号は300番。
すでに300人の航空ファンが並んでいたということです。
ツワモノは徹夜までするのだとか…。

さて、会場に向かうには通常の入館料を払い、列に並びます。

今回から航空ジャンク市の会場は、体験館1階の多目的ホールになりました。
体験館は今年8月のリニューアルに合わせて新設されたもので、2階にはフライトシュミレータが2つあります。

会場は1階ですが、列が2階にまで伸びていたのでそこに並びます。

行き方は博物館入り口すぐのチケット売り場を通過し、右に曲がりジャンボジェットの模型がある西棟の階段を上がるように案内されました。

体験館の横にあるジャンボジェトの機首を眺めながら順番を待ちます。

会場はご覧のひとだかり、大にぎわいです。意外と会場は小さい印象でした。

順番が来て中に入りますが混雑していてなかなか思うように動けません、展示物をじっくり見るのも一苦労です。
でもそこは楽園、見ていてとっても楽しいです。

意外なことに模型のコーナーが一番人気がありました。
B級品ばかりなので格安で売られているからだと思います。

買ったもの

「あれも欲しいこれも欲しい、ん〜、でも高い…。」
と悩みつつゴンノスケが買ったものはこちら。

JALが機内サービスで使用していたドリンクピッチャー、新品で1000円でした。
さっそく使用しましたが1.5Lも入るので実用的です。

実際に注いでみたらジョボジョボ出る感じではなく、サーっとムラなく出ました、なんというか上品な感じ。お客さんに飛び散らないための配慮なのでしょうか。

フタにはJALの鶴丸ロゴマーク入りという点もGood!

こちらもJALが使用していたお碗です。
インスタントですが、とく味噌汁を飲むのでいいかと。

1つで100円でした。激安です!

サイズはかなり小さく、手のひらにすっぽり収まります。

このほかにも、航空機製造メーカーであるボーイング社のキーホルダーも買いました。

 

さいごに・感想

実際に航空ジャンク市に行ってみて、内容をお伝えしましたがいかかでしたか?

航空科学博物館の人気行事であるうえに、年に2回しか開催されないので、多少並ぶ覚悟は必要ですが、航空ファンなら行ってみる価値は大いにアリだと思います。

レアなものや状態のいい商品を狙うなら、前もって並んでおくがオススメだと感じました。

今回は安いものしか買えませんでしたが、次回開催までに貯金をして気合入れて並び、機内食カートを買って食器棚代わりにしようかとバカな目論みをしています。

成田空港からのアクセスや都心からのアクセスもそれほど悪くないので、スケジュールチェックして一度行かれてみてはいかがでしょうか?