自分の愛車を見ると汚れている…。たまには自分で洗車しよう!
とは思っても何をどうすればいいのかわからない…
そんな方に、正しい洗車方法や必要な道具を伝えたいと思います、
では、さっそく!
洗車に必要なものはこれだ
まず何が必要なのかわからない。
でも大丈夫です、ひとつひとつ必要なものとその理由をお教えしていきます。
必要なものくらいわかってるよ〜という方は読み飛ばしちゃってください。
まず、必要なものは以下の6つ。
- 洗車用スポンジ
- カーシャンプー
- バケツ
- 拭き取り用クロス
- ホースとシャワーノズル
- 脚立(背が高い車の場合)
- 汚れてもいい服装
・洗車用スポンジ
洗車用スポンジ。これがないと洗えません。
食器用のスポンジでもできないことはないとはありませんが、洗う対象物は車です。
スポンジの大きさにしては洗うものが大きすぎます。
また、食器用スポンジは面が硬いものがあるので、それで洗車してしまうと逆に傷をつけてしまいます。
洗車用スポンジは1個100円しないのもありますので、それを使用しましょう。
なお、スポンジは3個は用意することをお勧めします。というのは、車は場所によって汚れ度合いが違うからです。
汚れはひどい場所から順に、
タイヤホイール、車の下部、車の上部です。
スポンジは細かい穴で汚れをかきとるという性質上、どうしても砂などの汚れが中に溜まっていきます。
タイヤホイールを洗ったスポンジでクルマをゴシゴシしてしまうのは、紙やすりで磨いているのと同じで、細かい傷をつけてしまうので使い分けるようにしましょう。
さすがにスポンジを3ずつ買い続けるのは大変なので、追加で買う際は1つだけ購入し、それを車の上部専用に、車の上部に使ってスポンジはクルマの下部専用に、車の下部に使っていたものはタイヤホイール用に、とスライドさせて洗車しても大丈夫です。
・カーシャンプー
次に用意するものはカーシャンプー。
カーシャンプーも食器用洗剤などではなく、専用のものがオススメです。
食器用洗剤は人が口に入れても害はないものなので、クルマにとって致命的な何かを与えるわけではありませんが、洗い流すときに泡が増えやすく、流しきるのが大変です。
1000円しないものでも、20回くらい洗える量のものが売ってますので、是非用意しましょう。
私のオススメはシュアラスターから出ているカーシャンプーです。
とても泡立ちがいいわりにはとても洗い流しやすいです。
洗顔はモコモコ泡で、というのと同じで車もモコモコ泡で優しく洗いたいじゃないですか。
とにかく、これを購入しておけば間違いはありません!と強く推せます。
評価も非常に高く、車好きのためのSNS「みんカラ」のレビューでは、カーシャンプー部門で堂々の1位の評価を獲っているほどです。
車の色を考える必要がないうえ、最近の車にほとんど施されるカーコーティングにも影響を与えにくいです。
また、コンパウンドという研磨剤も添加されていないので、車を極力傷つけずに洗車することができます。
・バケツ
この後にも説明しますが、
洗車のやり方はバケツにカーシャンプーを入れ、シャワーノズルで勢いよく水を注ぐことで泡をつくりますのでバケツが必要となります。
バケツに関しては正直何でも良いのですが、このバケツは蓋をかぶせることで踏み台にもなります。耐荷重は100kgもあるのでタフですね。
さらには内カゴがあるので、収納のとき、スポンジの水気が底に溜まってほかの洗車グッズがビチャーとなるような不快な思いもしなくていいです。
・拭き取り用クロス
洗車はスポンジで洗って流したら終わりではありません。濡れた車は必ず拭く必要があります。
理由は2つ、
1、残った水滴が空気中を漂っている埃を吸い寄せてしまう
2、残った水滴がそのまま乾燥すると水垢になり、固着すると取るのが難しい
せっかく綺麗にしたのであれば、しっかりと水滴を拭き取り、キレイに維持しましょう!
「じゃぁ拭くだけなら使い古しのタオルでもいいんじゃない?」
と思われるかもしれませんがそれはあまりオススメしません。
普通のタオルでも拭くことはできますが、どうしてもタオルの繊維が細かいホコリのようになって車にくっついてしまいます。
では何がいいのかというと、シュアラスターから出ている水滴拭き取りクロスです。
またシュアラスター?と思われるでしょうがカーケアメーカーなだけにいい商品がたくさんあります。
水滴拭き取りクロスの凄いところはとにかく水を吸い取ってくれるところに尽きます。
タテ30cm×ヨコ40cmくらいの大きさのこのクロスを敷くように置き、フチを両手で持って拭きたい方向に引っ張るだけで綺麗に拭けます。
自分も初めてやってみた時は、その光景があまりにも気持ちよすぎてにやけてしまいました。笑
クロスの自重で拭くので余計な力も入らず、車に傷をつけにくいメリットもあります。
また、耐久性もしっかりと備えており、水を含んできたらタオルのようにぎゅーっと絞れば何回でも拭くことができます。使ったらあとは軽く洗ってあげて乾かすだけです。
なお、乾かすと固くなります。また使用する際は一度水に濡らして、やわらくなった状態に一度戻して絞ればまた使用できますのでご安心を。
・ホースとシャワーノズル
ベランダや庭に水栓はあっても、車まで水をひっぱるホースがないと困りますよね、
いちいちバケツに水を溜めてはバシャア!!っとかけるのはただの苦労ですし。
また、先ほどバケツの紹介の欄でもふれましたが、洗車の仕方はバケツにカーシャンプーを入れ、シャワーノズルで勢いよく水を注ぐことで泡を作りますので、シャワーノズル付きのホースがあるととても便利です。
なお、高圧洗浄機である必要はありません。というのは、車には水に弱い部分があります。当選雨程度のものなら対策はされていますが、高圧洗浄機には負けてしまうのです。
ほかにもステッカーが剥がれるデメリットもあります。
シャワーノズルから出るような水圧でも、汚れは十分落ちるので大丈夫です。
・脚立
背が高い車はルーフ(屋根)の部分が洗うのが困難なはずです。
身長が2mくらいあればなんとかなるでしょうが、私たち日本人にはなかなか2m超の高身長の方はいません。
そこで必要になってくるのが、脚立です。
脚立といえばアルファベットの「A」のようなものを思い浮かべますが、脚立は台形のように、横に幅があるタイプのものがおすすめです。
ただ値段がどうしても高いのです…。
こちらは脚立のメーカーで有名なアルインコの脚立ですが5000円を超えてしまします。
この価格にためらってしまう方はコイン洗車場に行かれてみることをオススメします。
コイン洗車場にはルーフまで洗えるように洗車スペースの横に台を設置しているところが多いからです。
全国のコイン洗車場を紹介している「コイン洗車場探検倶楽部」では、数多くの洗車場のレビューが記載されておりますので、参考にしてみてください。
・汚れてもいい服装
洗車はカーシャンプーや水を使用するので、汚れてもいい服装で洗車することをお勧めします。
しかし、どんな服でもいい訳ではなく、金具などの硬いのもがないのを選びましょう。
金具等があるとクルマに当たったときに傷つけてします。
さぁ!さっそく洗車をしよう!
必要な道具が揃ったし、天気もよく晴れてるし、洗車をしよう!といきたいところですが、その前にもう1つ必要なものがあります。
えぇっ!必要な道具は揃ったんじゃないの!!?と思うかもしれません。
でも、あと1つ大事なものがあります。
それは、洗車する環境です。
環境とは言ってもお金はかかりません、タイミングが大事です。
それがこちら、
- 直射日光がない環境
- 風がない環境
具体的にどのタイミングか、その理由を説明していきます。
直射日光がない環境
曇りの日、日が昇る早朝や日が沈む夕方がいいタイミングです。
よく、天気がいいから今日は洗車日和だ!と考えてしまう方がいます。
私も知るまではそう思ってました。晴れてて気持ちいいから洗車したいと思いますもん。
でも違うんです。
理由は、直射日光が当たって車のボディが熱くなると水滴や泡がすぐに乾燥してしまうからです。
水滴が乾燥すると、せっかく洗車したにも関わらず水垢が残ってしまいます。
また、洗車中もせっかく洗っても、他の部分を洗っている最中に
泡が乾燥してしまうので、また泡をのせて洗う羽目になります。
ほんとに、いつの間にか乾いているので頭にきちゃいますよ!
風がない環境
文字の通り、風がないときに洗車をしましょう。
理由は空気中を舞う砂ほこり等が濡れたボディにくっついてしまうからです。
そのままゴシゴシしてしまうと、傷をつけてしまいますよね?
じゃぁ、雨上がりのタイミングは日光も無く、
埃も舞うことがないので非常にいいコンディションじゃん!
ということになりますが、あまりオススメしません。
この理由については最後の部分でお教えします。
さぁ、これで準備が整いました。
今度こそ、洗車をしよう!
さっそくクルマを水で流し、水で流せる汚れは流しましょう。
うるさいようですが、高圧洗浄機を使用してはいけません!
流す順番は、上から下に流すように意識して流してください。
また、洗車の環境は整っていても、ドライブしたあとなどは車のボディが熱く水滴が乾きやすくなるので、よ〜く水をかけ、冷やすようにしましょう。
流し終わったら、カーシャンプーの準備です。
念のためにバケツを軽く洗います。中にゴミがあると泡に混ざって傷つけてしまいます。
そこまで気にしないといけないくらい、細かいゴミやホコリは車を傷つけてしまいます。
バケツを洗ったら、カーシャンプーに記載されている必要な量入れてシャワーノズルで水を注ぎ、泡立てます。泡立ちが足りない場合は手でバシャバシャ泡立ててください。
細かい泡が理想的です。
ここまできたら、スポンジで洗っていきましょう、洗う順番は以下のとおり。
1、タイヤホイール
2、車の上部
3、車の下部
タイヤホイールを洗う際は洗車スポンジを4等分くらいに小さく切って使用すると、細かい部分が洗いやすいのでオススメです。
タイヤホイールを洗い終えたら、一旦洗い流します。
あとは、屋根の方から下にスポンジを変えながら洗うだけです。洗うときはそこまで力を入れなくても汚れは落ちるので軽くなでる様に洗いましょう!
車の上部・下部をどこで分けるかは、ドアパネルの半分より上を車の上部、半分より下を車の下部と分ければ大丈夫です。
すべて洗い終わったらキレイに洗い流し、すかさず水滴を拭き取りにかかりましょう。
ここまで来たら、洗車は終了となります。お疲れ様でした!
あとは、さっぱり綺麗になった車でドライブに出かけましょう♪
ドライブすると拭き取りが困難な内部の水分が吹き飛んで錆の発生を抑えることができます。
雨上がりに走ると水が跳ねてしまい、乾くどころか汚れちゃうので控えましょう。
洗車タイミングに、雨上がりをオススメしないのはこういう理由からです。
濡れた路面を走ると、前の車が巻き上げた水滴をかぶるので気分も良くないですしね、
まとめ
- 洗車にはタイミングが大事!直射日光がなくて風がない、曇りの日or朝方or夕方
- 洗う順番はタイヤホイール→クルマ上部→クルマ下部
- キレイに洗い流したらすかさず水滴を拭き取る
洗車は大変そうに見えますが、慣れると30〜45分程度でできるようになります。
ぜひ大切な愛車をピカピカにして
気持ち良いカーライフを過ごしましょう〜!